風俗営業1号キャバクラの許可を取るかどうか

取りたくもない風俗営業の許可を取るかどうかで悩んでいる方へ

もしかすると、あなたはすでに飲食店を開業しているか、またはこれから開業しようとしていて、キャバクラ、スナック、ホストクラブ、ガールズバーに近い営業を考えておられますか。

もしそうなら、次の4つのポイントを検討すればよいでしょう。(☆許可取得の流れについてはこちらを)


ポイント1 風俗営業許可を取得したらどうなるか

公安委員会(警察)から風俗営業の許可を受けると、次のような面倒が生じます。これが全てではありませんが、開業を決断する前に意識してほしいことのみ説明します。

  • 許可を申請する際に管理者(店長さん)を選任しますが、その管理者さんは定期的に(おおむね3年に1回)管理者講習に参加して半日時間を費やすことになります。講習は原則としてサボれませんし、日時は一方的に指定されます。
  • 営業時間が制限されます。一般的に午前6時から夜0時までの営業ですが、「特別の日」又は特定の地域では例外的に深夜1時まで営業できる場合があります。
  • 構造設備の変更をする前に公安委員会の手続が必要になります。これに違反すると、最悪の場合は逮捕、罰金、営業停止となります。本当です。このほか、店内の設備変更はイスやテーブルなどの移動をのぞいては、慎重に検討しなければなりません。基本的に、許可当時の状態で営業すると言うことです。
  • 深夜でなくとも、客引きをすると、とても厳しく取り締まられます。即逮捕あり。
  • 警察職員の立ち入りが増え、まれに公安委員会への報告を求められたりします。
  • 立ち入りの際には従業者名簿をやたら厳しくチェックされ、不備があると指示処分を受けるので、名簿と確認資料の保存はとても重要ですが面倒です。
  • 店名変更、経営者(法人なら社名及び所在地)及び管理者の住所氏名の変更などがあったら届け出なければなりません。
  • 廃業したときに許可証を返納する。

おそらく、一番気になるのは営業時間のことでしょうね。

確かに、法令で許容されていない時間帯に風俗営業を行うことは風営法違反(時間外営業)です。しかし、無許可営業と時間外営業とでは、その処罰の重さが天と地の開きです。

したがって、営業時間を気にするよりも、風俗営業許可を取って風俗営業者になる方が正解です。

それにしても面倒だ。無許可営業しようかな。なんて思いましたか?

では、次のポイントを検討しましょう。


ポイント2 風俗営業許可を取得しない場合のリスク

あなたには、無許可で営業するか、又は、風俗営業をしないで営業する、という選択肢もあります。

無許可で風俗営業を行った場合、警察に摘発されたら、最悪の場合は、いきなり逮捕→書類送検→罰金、そして飲食店営業の営業停止処分となります。運がよければ、指導警告を受けてから営業を中断することになります。

確率が高いのは逮捕罰金の方です。しかも、許可申請中の摘発も珍しくありませんから、許可が出るまでは待っていただくことになります。

風俗営業をしないのであれば、そのような営業方法が永続的に可能であるか、つまり商売が成り立つかどうか、を検討してください。

そして、もしあなたがキャバクラ、スナック、ホストクラブ、ガールズバーに類似する営業を考えている場合は、ズバリ、その営業で接待を行うかどうかにかかってきます。

詳しくはこちらを→ 接待とは

もし、接待を行ってしまうなら、風俗営業1号の許可を取るのが正解です。

まだ営業時間が気になりますか? それについては、私にお尋ねください。

(℡042-701-3010 のぞみ合同事務所風営法担当まで)


ポイント3 風俗営業許可を取得できるのか

公安委員会(警察)が風俗営業許可を出すかどうかは次の3つの要件で決まります。

営業所の場所の基準を満たしていること

店舗が商業地域にあって、店舗の付近(100メートル以内で、地域により距離はいろいろ)に保全対象施設(学校、児童福祉施設、病院その他いろいろ)がなければOKです。

用途地域は、そこの管轄の市区町村のホームーページか、都市計画課に電話で問い合わせれば教えてもらえます。店舗所在地とビル名を確認してから電話しましょう。

詳しくはこちらを→ 風俗営業の場所の基準

店内の構造設備の基準を満たしていること

客室が洋風1室のみの場合か、又は2室以上でもそれぞれの床面積が16.5㎡以上なら、おおむねOKです。ただし、客室内の見通しを妨げるような構造になっていたり、一定の設備が存在するときはダメな場合がありますが、四角くて見通しのよい普通の飲食店なら多分OKです。但し、照明器具の調光器があるとNGなのでご配慮ください。

詳しくはこちら→ 風俗営業の構造設備の基準

事業者自身(法人なら監査役を含む役員全員)と管理者が欠格事由に該当していないこと

過去5年以内に法令違反処分を受けたことがなく、成人していて、普通に生活できる善良な市民ならOKです。

以上は、風営法に定められた風俗営業許可の要件ですが、このほかにいくつか気にしてほしいことがあります。

  • 用途地域が近隣商業地域の場合は、建築基準法上の問題があります。(※ブログ風営法について思う 近隣商業の2号をどうするか 料理店と飲食店の違いとは
  • 場所の基準で関係してくる保全対象施設は、あなたが調査したあとに発生している可能性があり、もし保全対象施設の存在があとで発覚したら、まだ許可が出ていないのであれば不許可となりえます。
  • 営業所を賃貸している場合は、貸主からの協力が必要です。公安委員会に使用承諾書などを提出することになるからです。

このほか、いろいろな特殊な事情で許可を受けられない場合がありえますが、一般的ではないのでここでは省略します。

 

こちらは<風俗営業1号の許可が受けられるかどうかを簡単にチェック!

無料でどなたでもご利用になれます。
20問のチェック項目に回答しながら、風俗営業(1号:社交飲食店・料理店)の許可が取得できないリスク
を発見することができます。表示が「2号」とある部分は「1号」に読み替えてください。ごめんなさい。
風営法の解釈や手続き上の取り扱いには地域ごとの個性がありますが、ご参考程度にはなるかと思います。
何度でもご利用になれます。

こちらをクリックしてください ↓
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ポイント4 風俗営業許可を取得するための時間と費用

許可取得にかかる時間は

風俗営業許可を取得するには、準備にかかる時間が早くて半月ほどで、何か特殊な事情がからめば、さらに時間がかかります。

これは、店内の構造設備を工事しない場合の話であって、もし店内設備を変更する予定であれば、それによって店舗平面図等の準備が遅くなってしまうことになります。

許可申請してから許可取得までにはおおむね二か月ですが、それ以上かかるケースがあります。

開業の企画からオープンまでの段取りについては、以下のコーナーをご覧ください。

風俗営業許可取得(社交飲食店の場合)までの流れ

営業所の賃貸契約にかかる費用

テナントを借りるための保証金、礼金、仲介手数料などです。テナントを管理する不動産屋等に確認してください。

営業所の内装費用

これはいろいろです。居ぬきで内装や家具備品一式を引き継ぐ場合もありますし、足りない備品を追加購入したり、模様替えしたりすることもあります。

なお、内装費用をかける際には、いくつか注意点があります。

風俗営業許可が出ない可能性があります。今営業中の店舗が許可を受けていても、今では許可が出ない場所になっているということは実際にあるのです。

店内の構造設備が現在の行政解釈では違法とみなされていることもあります。

内装費用をかける場合は不許可になった場合の損害が大きいため、いくつかの工夫をしていただきたいです。

詳しくは のぞみ合同事務所の風営法担当者(℡042-701-3010)にお尋ねください。

担当者不在の際にはご連絡先を受け付けスタッフにお知らせください。折り返し連絡を差し上げますので。

飲食店営業の許可を受ける費用

食品衛生法飲食店営業の許可を申請する際に、申請手数料がかかります。許可を出す自治体によって異なりますが、おおよそ2万円前後です。

さらには、飲食店では一定の資格のある食品衛生責任者を一名選任しなければなりませんが、資格をまだ持っていない場合は、食品衛生責任者講習を受ける必要があります。講習の費用が1万円です。

風俗営業の許可を受ける費用

公安委員会に許可申請する際の手数料は24000円(パチンコ店はのぞく)です。

行政書士に許可申請手続きを依頼する場合には、その報酬が別途かかります。

のぞみ合同事務所では、営業所の場所、大きさ、構造設備の状況、お客様のご協力の程度、その他に事情によりますが、14万円~20万円程度となることが多いです。地域によっても異なります(手続の手間がいろいろなので)。よくある一般的な小型店であれば15万円程度が多いです。

これに公安委員会の手数料と消費税のほか、事務処理にかかる実費(各種証明書の交付手数料等)を合わせて20万円以下で済むことが多いです。

その他

このほか従業員の募集と人件費、オープンの広告宣伝の費用がかかる場合があるでしょう。

 

さて、これで4つのポイントをご覧いただきましたが、まだ何か気になる、ということでしたら、下記までお電話でお尋ねください。風営法担当を呼び出していただければ対応いたします。


のぞみ合同事務所へのお問合せ

~ 小田急線相模大野駅南口徒歩一分(神奈川県・東京都の社交飲食店に対応)

042-701-3010

のぞみ合同事務所は風営法のほか幅広い範囲で法規制に対応している合同事務所です。

特に風俗営業に関しては総合的かつ専門的に取り組んでいます。

風営法担当者が不在のときは、電話対応スタッフにご連絡先をお伝えいただければ、折り返しかけさせていただきます。

長年にわたって風俗営業を支援してきたので、お客様へのアドバイスと雰囲気のやわらかさでは負けません。

少しでも興味がおありでしたら、ぜひお電話ください。行政処分や開業時のご質問にも対応しています。

電話042-701-3010 風営法担当 日野 平日9:00~ 夜間も結構います。

よろしくお願いします。<(_ _)>