絵は誰のもの? その6

法律で作者を守ろう

ランジェロはいつもことわっていましたが、ある日、王様がランジェロのうわさを聞き、ランジェロに絵をゆずるように命令しました。

しかし、ランジェロは命令をことわり、「罰として私の命をとってください。」と言いました。童話の挿絵 王様にお願いするランジェロ

こまった王様は、ランジェロを安心させるために、絵を利用する権利、つまり「著作権」について、法律で定めることにしました。

そして、絵を印刷する権利は、絵を描いた人である「著作者」にだけ与えられるようになり、他人が印刷するときには、著作者と話し合いをして決めた金額をしはらうことになりました。

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財産とは?

6-A 財産とは何でしょうか?

6-B 芸術家はどのようにして収入を得ているのでしょうか。


著作権法は財産 

世の中には、カタチがある(所有できる)財産と、カタチがない(物体ではない)財産とがあります。

カタチがない財産のことを「無体財産」と言います。

「絵」はもちろん物体としての財産ではありますが、絵が焼かれて灰になっても、絵を見た人の頭の中に絵の記憶が残っていれば絵を再現できます。

その絵をコピーすることは絵が灰になってもできるのです。

絵をコピーしたり利用したりすることを独占する権利が「著作権」であり、無体財産(権)の一種でもあります。


◎ヒント

☆知的財産とはなんだろう

☆著作物とは何だろう

☆産業財産権