絵は誰のもの? その5

絵はわたせない

ところがある日、ランジェロの絵を目にした人たちが、ランジェロにもっとたくさんの絵を描いてほしいとたのみに来ました。童話の挿絵 絵を見たい人達

「もうコピーにはあきあきしましたよ。私たちは、ランジェロさんがえがいた本物の絵が見たいのです。」

ランジェロはよろこんで、これまでにないほどすばらしい絵をたくさん描きましたが、また誰かに絵をまねされて印刷されてはこまるので、絵は誰にもわたさず、わずかな人にだけこっそり見せることにしました。

しかしそれからも、ランジェロの絵のうわさを聞いて、たくさんの人が絵をゆずってほしいとたのみに来ました。

童話の挿絵 絵を見ている人達

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作者の気持ち

5-A 誰かが勝手にまねしたり印刷したりする世の中だとしたら、作者はどのように考えるでしょうか。作品を安心して公表できるでしょうか。