絵は誰のもの? その4

絵は私のものだ

町にかえると、ランジェロはダルマロに会い、絵を印刷することをやめるように言いました。しかしダルマロは、

「お前から買った絵は私のものだ。ファイエット先生の絵をまねてつくった絵も私のものだ。どのように使おうと私の勝手じゃないか。」

と言いました。童話の挿絵 ダルマロの肖像それだけでなく、「もっともっと印刷してやる。そうすればお前は国中で有名な画家になれるし、お前の絵がどこででも見られるようになる。みんなダルマロさまに感謝すべきなのさ。」と言うのです。

ランジェロはとても悲しい気持ちになりました。
そしてランジェロはもう、絵をえがくことをやめてしまいました。

貧しい暮らしは、ますます苦しくなってゆきました。

童話の挿絵 机に座ってふさぎこむランジェロ

絵は誰のもの? その5 絵はわたせない>へ


作者の気持ちを考える

4-A 自分の作品が勝手に使われたらどう感じる?

4-B 絵は誰のものなのでしょうか?


◎ヒント

自分の絵を盗まれたとき、自分の絵をまねされたとき。